後発医薬品調剤体制加算を再確認しよう

最近は、後発医薬品、いわゆるジェネリックの数もすごく多くなりました。

後発医薬品を一定数調剤しているともらえる体制加算。
これ。
最初に加算の届をしたままということは無いですか?
今、見直しのチャンスかもしれません。

後発医薬品調剤体制加算とは

言葉の通り、後発医薬品を調剤する体制が整っている薬局が届出を行って算定できるようになる加算です。

後発医薬品調剤体制加算は3段階あって

  • 後発医薬品調剤体制加算1(80%以上) 21点
  • 後発医薬品調剤体制加算2(85%以上) 28点
  • 後発医薬品調剤体制加算3(90%以上) 30点

調剤された後発医薬品の%によって分かれています。

よって、後発品を使う薬局ほど、高い点数を算定できるようになります。

どうして見直す必要があるか?

後発医薬品調剤体制加算を算定している薬局では、毎月見直しているとは思います。
でも、もしかしたら届け出た時のままのレベルで加算を取り続けている薬局があるかもしれません。

基準を下回った場合には、下のランクあるいは算定要件を満たさなくなった場合は、届出が必要です。

もちろん、上のレベルになった場合にも届出をすれば、新たな点数で加算が取れるようになります。

で。

選定療養が始まったじゃないですか。

それで先発品から後発品に切り替える人が一定数いるようなので、後発医薬品の使用率も上がっている薬局があるのですよ。

そうした薬局は、見直せばより高い加算が取れたり、今まで取れなったけど加算が取れるようになったりしています。

ですから、後発医薬品調剤体制加算を算定していない薬局でも、一度確認してみるといいかもしれません。

まとめ

選定療養だけではなく、供給不安な医薬品については計算から除外することができますので、加算要件を満たしやすくなっています。

お使いのレセコンメーカーに確認すれば、簡単に加算要件を満たしているか判断する方法を教えてくれますので、一度チェックしてみてください。

もし、届出が不安な場合は、薬局開設センター千葉にご相談いただいても構いません。

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