マイナ保険証の利用率を確認しよう
令和7年1月から、医療DX推進体制整備加算を取っている薬局では、算定に必要なマイナ保険証の利用率が変わります。
チェックをしておかないと間違った加算を取ってしまう場合があります。
算定基準はどう変わるか?
今までは、医療DX推進体制整備加算の1・2・3は、それぞれマイナ保険証の利用率で15%・10%・5%でしたが、それが倍になります。
つまり、30%・20%・10%ですね。

令和7年1月からの適用は、令和6年10・11月以降の利用率によって決まります。
レセプト件数ベース、あるいはオンライン資格確認件数ベースで計算して判定します。
マイナ保険証の利用率を簡単に知る方法
マイナ保険証の利用率は、1月までは、2通りの計算方法がありますが、これは2月以降は一本化されますので、注意が必要です。
適用時期の3月前のレセプト件数ベースマイナ保険証利用率を用いる。ただし、令和6年10月~令和7年1月は、適用時期の2月前のオンライン資格確認件数ベースマイナ保険証利用率を用いることもできる
となっていますが、いちいち計算するのは面倒ですよね。
実は、簡単に知る方法があります。
既にご存じかもしれませんが、医療機関等向け総合ポータルサイトってありますよね。
このサイトにログインして、マイページからプロフィールを見ると分かるようになっています。
詳しくは、こちらを確認してください。
まとめ
マイナ保険証の利用率は、後発医薬品調剤体制加算と同様に毎月チェックしたほうがいいです。
間違った利用率で算定してしてしまい、後から返還請求(されるかどうか分からないけど)されたときに、ダメージが大きいです。
利用率の増加のためには、地道な声掛けが有効ですので、受付スタッフのトークを変えてみるなど、対策を取ると改善できるのであなたの薬局に合った方法を探してみてください。
報酬改定で売り上げが落ちてしまった薬局経営者へ
要件が変わって加算の算定ができなくなったということは無いですか?
また、薬局の安定経営のために、もう少し加算が取れるといいと考えている薬局長・経営者。
そんな方のために、どうしたら加算が取れる体制が作れるかを考え、一緒に加算が取れて安定した経営ができる薬局を作っていきませんか。
一度、ご相談ください。
