薬局機能情報の定期報告の時期が来ました

薬局から県へ報告された当該薬局が有する薬局機能情報を、県民等に分かりやすい形で提供し、県民等による薬局の適切な選択を支援することを目的して、千葉県では千葉県医療情報提供システム(ちば医療なび)が運用されていましたが、このシステムは令和6年3月で終了しました。

変わって、医療情報ネット(ナビイ)というのが運用されています。

薬局機能情報?

薬局を選ぶ際に、近ければいいと思っていても、一番近くの薬局では対応でいない場合もあります。
そうした時に、選ぶための目安となる情報が一元管理されていて閲覧できるようなサイトがあると便利ですよね。

それが、医療情報ネット(ナビイ)です。
千葉県では以前は、「ちば医療なび」というサイトがあったのですが、それが廃止されて全国の薬局や医療機関が検索できるシステムが運用されています。

この医療情報ネット(ナビイ)では

  • 薬局の名称や住所、開局時間
  • 一包化や麻薬、外国語や車いすなどの対応できる内容
  • 薬剤師の数や資格、在宅の実績

などが掲載されていて、薬局を選ぶ際の参考となる情報が載っています。

単純に近くの薬局を探すよりも、患者さんの要望に合った薬局を探すことができます。

今年(令和6年度分)の登録が始まります

薬局機能情報提供制度実施要領により、「都道府県は、薬局開設者に対し、1年に1回以上、都道府県が定める時点における薬局機能情報について報告を行わせるものとする。」とされており、この報告を定期報告と呼んでいます。

定期報告受付期間

令和7年2月3日(月曜日)から令和7年3月14日(金曜日)

定期報告の報告方法

[G-MIS」ログイン後に、トップページの「薬局機能情報提供制度」のボタンをクリック後、「定期報告」ボタンをクリックすることで、定期報告を行えます。

定期報告等のマニュアルについて

厚生労働省ホームページ又はG-MISログイン後、薬局機能情報提供制度の中に掲載されております。

まとめ

以前は1月にやっていたような気がするんですけど、今年は2月に入ってからのようです。

登録には、薬剤師の数だけでは無く、認定薬剤師の数や算定している加算、年間に受け付けた処方箋枚数などの情報も必要になってきます。

こうした情報を再確認する上でも準備をしていた方が良いでしょう。

また、薬局機能情報提供制度に関する問い合わせは、各都道府県になります。
都道府県によって問合せ方法が異なります。一部の自治体では、自治体のホームページに問合せ先が掲載されている場合がありますので、まずはホームページを確認してみてください。

もし、定期報告で分からないことがあれば、県や地域薬剤師会あるいは薬局開設センター千葉にお問い合わせください。

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