保険薬局における施設基準届出状況報告
そんな時期がやってきましたね。
調剤薬局では、様々な施設基準を取っていることがあります。
例えば、後発医薬品調剤体制加算とか。
そうした一定の基準をクリアしている場合にのみ許される加算を取っている薬局の場合、年に1回、その基準のクリアを継続できているかを報告しなければなりません。
それが「保険薬局における施設基準届出状況報告書」です。
誰が出すのか?
この「保険薬局における施設基準届出状況報告書」は、すべての薬局が出します。
いや、うちの薬局は加算とか取ってないよ?
という薬局でも、調剤基本料は取ってますよね?
調剤基本料も1~3のように複数の種類がありますから、そのどれを算定しているのか、根拠はあるのかを報告しなければならないのです。
いつまで?
それがねー。今月中なんですよ。
7月末までに報告しなければなりません。
この記事書いているのが、19日ですから、郵送するならあと10日程度ですかね。
持ち込むなら31日でもいいですけど。
書き方は?
基本的に難しいことはあまり無くて、自分の薬局で算定している加算などについて、記載していけば大丈夫です。
取っていない加算については、「非該当」にチェックを付ければOK。
ただ、一部数値を記入するところがあります。
例えば、処方箋受付回数や処方箋集中率とか。
そうしたものは適当に書けばいいのではなく、データを集計して記入します。
とは言っても、通常、レセコンメーカーから集計用のツールが提供されているので、そういったツールを使えば集計も気にする必要はありません。
集計してもらった結果を記入すればOKです。
え?そんな集計ツール知らない?
そういう人は、お使いのレセコンメーカーに問い合わせてください。
集計ツールなり、集計機能なり、方法を教えてくれます。
それすらない場合は、今回は泣きながら自分で集計するしかないですね。
そして、そんなレセコンは使うのを止めましょう。
もう少しまともなサポートのあるレセコンメーカーの製品を使ってください。
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