4月。薬価改定の時期。でも、薬価だけじゃないよ?

4月になりました。

薬価改定の時期ですよね。
でも、今年の場合、薬価だけではなく、一部の調剤報酬点数の改定があります。

調剤報酬改定の内容

4月から以下の点数が変わります。

  • 特定薬剤管理指導加算3ロ(5点 → 10点)
  • 医療DX推進体制整備加算(加算1:7点→10点、加算2:6点→8点、加算3:4点→6点)

特定薬剤管理指導加算については、算定要件は変わらずに点数だけアップです。
まぁ、選定療養の説明とか面倒ですしね。

でも、医療DX推進体制整備加算の方はマイナ関係で基準が厳しくなります。

医療DX推進体制整備加算の施設基準変更

医療DX推進体制整備加算の施設基準が4月から変わります。

まず、電子処方箋の受付体制に関する経過措置が終了します。
なので、医療DX推進体制整備加算を算定する場合には、電子処方箋に対応していないとダメです。

さらに、マイナ保険証の利用率の基準が引き上げられます。

  • 加算1 30%→45%
  • 加算2 20%→30%
  • 加算3 10%→15%

マイナ保険証の利用率については、毎月支払基金からくるメールで確認します。
そういえば、昨日来ていましたね。
皆さんの薬局では、どうでしたでしょうか。

電子処方箋への対応もそうですが、マイナ保険証の利用率は、相手(患者)があることのなので、なかなか思うように上がらないというところもあるかもしれません。

まとめ

今年は、調剤報酬改定の年ではありませんが、細々とした改定が入っています。

特にマイナ保険証の利用率は、ダイレクトに点数に関わってきますので、毎月チェックをする必要があります。
なかなか上がらないというところもあるかと思いますが、薬局開設センター千葉で相談を受けた薬局では、少しづつ上がってきているようです。

皆さんのところも頑張ってみてください。

報酬改定で売り上げが落ちてしまった薬局経営者へ

要件が変わって加算の算定ができなくなったということは無いですか?

また、薬局の安定経営のために、もう少し加算が取れるといいと考えている薬局長・経営者。

そんな方のために、どうしたら加算が取れる体制が作れるかを考え、一緒に加算が取れて安定した経営ができる薬局を作っていきませんか。

一度、ご相談ください。